「中小企業のIT導入が遅れている」 「IT化が進まない」
「IT活用」と検索するとこのような見出しが並びます。
実際にデータで見てみましょう。
目次
あなたの業務はどうですか ? 業務別のIT導入状況
こちらの調査対象は中小企業・サービス業に勤務する経営者、役職者1201人。対象業種は飲食業、宿泊業、小売業、その他サービス業の各業種従業員数100人以下(小売業のみ50人以下)となっています。なぜIT導入をしていない、または活用していないのでしょうか
「ITを活用と言われてもどこから何をしていいのかわからないし、今はなんとかうまく回っているから多少は不便でも大掛かりなことはしたくない」新しい仕組みを導入することに対して消極的になってしまうのは、そのような理由も含まれているかもしれません。
IT導入したら効果が出るの ? 使いこなせる自信がない …
ホームページにしろ、システムにしろ導入しただけでは効果が現れることはありません。導入することが目的ではなく活用して結果を出していくことが重要です。
IT導入を検討する場合、まずは今の経営課題を解決すること。
貴社の経営課題に当てはまるものはありますか ?
- 業務の効率を向上させたい(請求管理・発注処理など)
- リピーターの獲得率を向上させたい(顧客管理など)
- 新規顧客の開拓(ホームページ)
業務上の経営課題についてのヒアリングを社内でしっかりと行い、将来の経営計画やどのような業務がIT化に向いているのかを理解したうえで、 導入の判断をすることが必要となります。
事前の準備がIT導入の効果を十分に発揮させます。
中小企業の実務をしっかりと理解したうえで、実際に効果を得られるITシステムの提供
ITシステム、ホームページの導入を検討する際、相談できる社外人材(ITサービス提供者)とのIT導入に向けた体制の構築・強化が重要となっています。
ITサービス提供者に求めること
中小企業の実務をしっかりと理解したうえで、実際に効果を得られるITシステムの提供が私達にも求められています。
先日、このようなニュースが流れていました。
IT活用で中小企業を効率化 グーグルが支援へ | NHKニュース
10年前と比べると、 ITシステムを導入するに当たっての費用は安く、導入期間も短くなり確かに導入の壁は低くなりました。
企業には様々な選択肢があるので、 ITの導入が有効な場合もあれば、他の手法が有効な時もあります。
企業が業務効率化に取り組むうえで、ITを必要とする場面をしっかりと見極めて、適切な方法を提案することを心がけていきたいです。