「 SNSだけで集客ができますか ? 」 と問い合わせをいただくことがあります。
残念ながら、答えは 「 難しい 」 です。
だからといって、SNSは全くやらなくていいとも私は思っていません。
集客することが目的であれば、SNS・ブログ・ホームページ、それぞれの目的や役割を認識して運用することをオススメします !
そもそもホームページの役割って何 ?
- ホームページがあることで信用度を高められる
- 興味を持ってホームページを見に来てくれた人に知りたい情報をしっかりと伝えることができる
- お問い合わせ窓口としての役割が大きい
SNSの投稿や検索した内容が書かれているブログを見てくれた方を、最終的にホームページに誘導すること。
ホームページは、お客様の知りたい情報をしっかりと伝える受け皿のような場所と考えられます。
(ホームページに来てくれた方が探したい情報にすぐたどり着けることも大切になります。)
動きの少ない情報(所在地、電話番号、メールアドレスなど)は、変更がなければ更新の頻度はほぼありません。
新しいメニューやサービス、最新情報(キャンペーン)などは、ホームページ内のブログで更新していきます。
ブログは日々の情報発信に優れており、記事の一つ一つが集客に効果を発揮します。
ブログ記事を増やすことが、検索から流入する見込み客を増やす事へ確実に繋がります !
SNSの役割は、情報の拡散とコミュニケーション
SNSを活用することで、御社のサービスや商品を知らなかった人、今まで興味がなかった人にも情報を届けることができます。
また、不特定多数のユーザーと自由にコミュニケーションを取ることができることもメリットの1つといえるでしょう。
SNSはどう選んだらいい ?
FacebookにTwitter、InstagramにYouTubeなど …
多岐にわたるSNSを複数使えば、それだけ世の中への露出は増えます。が … 運用には手間も時間もたくさん必要です。
SNSを集客に利用したい! と考えたら、まずはSNSツールを見極めてから始めることをオススメします。
主要SNSのアクティブユーザーや特徴をまとめてみました。
月間アクティブユーザー(日本国内) | ユーザー層 | 特徴 | |
---|---|---|---|
LINE | 9,200万人 | 全世代で幅広く利用されている | 国内で最も多い利用者がいるチャットツール・LINE APIを使ったサービス連携 |
YouTube | 6,900万人 | 年齢・性別問わず幅広く利用されている | 若者を中心に50代以上も利用率が半数以上・SEOに強い |
4,500万人 | 10代、20代がユーザーの大多数を占める | リアルタイムの情報に強い・情報拡散力に優れている | |
3,300万人 | 男性、女性共に20代から40代のユーザーが多い | ビジュアル重視の情報量が豊富・ハッシュタグからの流入が多い | |
2,600万人 | 30代、40代以上の年齢層が高めの世代が中心 | 実名制なのでリアルなつながり |
「 ユーザーの年齢層・価値観・用途によってSNSの棲み分けが始まっている 」
SNSを集客に利用するには、運用の手間や時間も含めて、 「本当に必要か」 「どのSNSが目的の達成に有効か」など、自社の製品、購買年齢層、与えるイメージなどから総合的に考えて始めることが大切です。
情報の拡散としてSNSを利用する
商品・サービス・企業に興味を持ち、より詳細な情報を知りたい見込み客に対して効果を発揮するのはやはりホームページです。
SNSはフォロワー数やいいねの数がつきやすいので、たくさんの方に見てもらっているという感覚を得ることができます。
ただ、その「数」と売上を比例させるのはなかなか大変です。
情報の拡散には、SNSの利用が有効です。
SNS単体で集客を行う事は難しくても、SNSからの流入の受け皿となるホームページを組み合わせて使う事での相乗効果は期待できます。
SNSとの上手な連携で集めたアクセスをホームページに誘導し、問い合わせ・予約に繋げていく。
ホームページとSNSの相乗効果での集客をおすすめしています。