Webサイトの保守・セキュリティ対策の重要性

ホームページは公開したら終わりではありません。

サーバーやドメインの管理やCMS、プラグインのバージョンアップ、最新のセキュリティ対策など …

正常に機能しながら最新の情報を提供することはもちろん、セキュリティのリスクからしっかりと守り続けなくてはいけません。

安全性の高いWebサイト運営には、日々の保守・運用が大切になります。

Webサイトの保守内容

Webサイトの保守・セキュリティ対策の重要性

保守とは具体的にはどのようなことをするのか、以下に代表的なものをまとめてみました。

サーバーやドメインの管理・更新

取得したドメイン、契約したサーバーは、定期的に更新の手続きをして料金を支払う必要があります。

支払いを忘れてしまうと一定期間が経過した後、ドメインの更新がされずに解約されてしまいます。

解約されてしまうとWebサイトはなくなってしまい、メールアドレスも使えなくなってしまいます。

サーバーもドメイン同様に契約期間があるため、更新や情報管理が必要です。

また、サーバーのトラブルに備えて定期的にバックアップを取ることをおすすめします。

データの喪失を防ぐことはもちろん、トラブルが起きても迅速に復旧することができます。

CMS(コンテンツの管理システム)、プラグインのバージョンアップ

WordPressなどのCMSを利用してホームページを構築している場合は、機能追加などのためプラグインを取り入れることがほとんどです。

プラグインもCMSと同様に最新の状態への更新が必要になります。

CMS(WordPress本体)のバージョンアップに伴い、プラグインなどの互換性確認などの対応が必須です。

プラグインの更新をしていないことで、Webサイトの一部が表示されない、表示が崩れているなど、様々な不具合が発生する可能性があります。

CMSと同様にプラグインも最新の状態を維持することが大切です。

PHPのバージョンアップ

PHPをバージョンアップすることでセキュリティを強化することができ、サイトの表示速度も上がります。

PHPのバージョンアップは、ホームページの安全性を保つためにも必ず行いましょう。

ただ、PHPをバージョンアップすることで、CMSやプラグインとの互換性がなくなり表示されないなどの不具合が発生する可能性があります。

PHPのバージョンアップを行うときには、CMSやプラグインのバージョン確認が必須であり、万一対応していないときの対策ができなくてはいけません。

PHPのバージョンアップには専門的な知識が必要になります。

不測の事態に備えて、アップデートする前にサイトのバックアップをとることも大切です。

正常に機能しているかの監視・不具合時の対応

ホームページが見られない、メールの送受信エラーが起きているなどのトラブルは突然起こります。

常にホームページが正常に機能しているか監視を行い、サイトダウン時などの不具合や障害への対応も保守の1つです。

Webサイト攻撃に備える ! セキュリティ対策は必須

Webサイトの保守・セキュリティ対策の重要性

サイバー攻撃と聞くと、大きな企業だけが被害を受けているように感じるかもしれません。

実は、近年では中小企業への攻撃が増えており、小さな会社でもホームページのセキュリティ対策は非常に重要です。

悪意のある攻撃者からウェブサイトを守るために、セキュリティをしっかりと確保しましょう。

セキュリティ対策をしていないことで起こる可能性があること

  • ホームページの改ざん
  • メールアドレスなどの個人情報の漏洩
  • マルウェアウイルスへの感染
  • サーバーダウン

ホームページを改ざんされることで自社のホームページにマルウェアが仕込まれ、サイトにアクセスしたユーザーに感染。

個人情報やインターネットの閲覧情報などを悪用される可能性があります。

また、サーバーを攻撃されることでサーバー機能が全て停止し、閲覧できなくなります。

不正アクセスやサイバー攻撃は、ホームページそのものの評価を下げる原因となり、検索結果に表示されなくなってしまいます。

Webサイトのセキュリティ対策

  1. SSL証明書の更新
  2. プラグイン、PHPの定期的な更新
  3. 不正アクセス監視
  4. バックアップの作成

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でデータの通信を暗号化して送受信する仕組みのことです。

☆ 参照:こちらの記事を監修しています → 「SSL化の費用相場は?内訳や導入の流れをわかりやすく解説」

常時SSL化対応されていないサイトでは、個人データ等が第三者に漏洩するリスクが高まります。

SSL証明書によって暗号化される主なデータ

  • ユーザー名とパスワード
  • クレジットカード番号
  • 名前や住所などの個人情報
  • メールアドレス

SSL証明書には一定の有効期間があります。

有効期間が過ぎたSSL証明書を利用し続けると安全ではないSSL証明書と見なされるため、Webサイトにアクセスしてもエラーが表示されてしまいます。

また、最近ではWordPressの脆弱性をついたサイバー攻撃が多くなっています。

今までの対策のままでは、ホームページからのウイルス感染や情報漏洩などの大きなリスクが伴うことも。

定期的な保守や点検、必要に応じたセキュリティ対策の見直しが必要です。

セキュリティ管理、Webサイト保守は専門の会社へ依頼するのもおすすめです

健全なWebサイト運営を継続するためには、ドメインやサーバーの管理、バージョンアップへの対応、定期的なバックアップ、攻撃に備え脆弱性への対応など、作業内容は多岐にわたります。

実績のある専門の会社へ依頼することで、これらの作業を専門家に任せることができます。

セキュリティのリスクを大きく削減し、安定したホームページの運用をご希望の企業様、自社内では対応が難しいとお悩みの企業様、ぜひお気軽にお問い合わせください。

専門知識や経験を活かし、適切に対応いたします。

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