ホームページのSEO対策[基本編]

SEO対策とは、インターネットの検索で上位に表示させることでホームページへの流入数を増やすことを目的とした施策の1つです。

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称になります。

SEO対策の方法

SEO対策は「外部施策」と「内部施策」の2つに大きく分けられます。

SEO対策 内部施策とは

内部施策とは、自社のホームページ内で行うSEO対策です。

ユーザー目線での良質なコンテンツの作成、最適なキーワードの選定、レスポンシブ対応などユーザビリティの向上(サイトの操作性が良い・使いやすい)、検索エンジンのクローラー(情報を探すロボット)がページを見つけやすい、かつコンテンツの内容が理解しやすいなどがあります。

ホームページを制作する時点で大切なSEO対策の施策になります。

SEO対策 外部施策とは

外部対策とは外部のサイトからの評価を得るための対策で、「被リンク」「サイテーション(サイト名や企業名などが、他サイトに掲載されること)」などが挙げられます。

被リンクに関しては、その先のリンクの質も重視されているので、むやみに被リンク数を増やしても逆効果になる可能性があるため注意が必要です。

ホームページのSEO対策[基本編]

具体的なSEO対策の方法とは

それぞれのSEO対策の施策についてまとめてみます。

外部SEO施策

1.「被リンク」を増やす

被リンクとは、外部のWEBサイトに自社のWEBサイトのリンクを貼ってもらうことです。

と言っても、外部のWEBサイトの「質」も重要です。

外部のWEBサイトのコンテンツが良質であるかどうか、またリンク元との関連性が高いものであるかなどにより効果が違います。

また、被リンクが多いことでGoogleのクローラーに発見してもらいやすくなる→たくさんの人の目にふれる機会が増える→SEO効果が必然的にあがるという効果も期待できます。

2.サイテーション

サイテーションとは、ポータルサイトへの登録、SNSでの有益なコンテンツの発信などでサイト名や企業名などが、他サイトなどインターネット上で言及されることです。

被リンクとは違ってリンクは伴いませんが、インターネット上で多く言及される会社名またはサービスとして認識してもらえる可能性が高くなります。

内部SEO対策

内部対策で最も重要なのは、検索エンジンに適切なサイトであると評価を受けることができるようにする対策です。

Googleの検索エンジンがスムーズに巡回でき、尚且つ内容がわかりやすい、ユーザーにとって有益なサイトだと認識してもらえることで評価を高めることができます。

  1. 質の高いコンテンツ制作
  2. タイトルや見出しタグ、altタグなどを用いて正確に内容を伝える
  3. ページ速度の高速化・最適な文字サイズ
  4. モバイルフレンドリーのサイト

質の高いコンテンツ制作

Googleが高く評価するのは「質の高いコンテンツ」と言われています。

具体的には、有益な情報を知りたいユーザーに提供しているか、またここ最近では 「E-E-A-T」が重視されているのを感じています。

「E-E-A-T」
・Experience(経験)→経験から得られた情報を提供しているか
・Expertise(専門性)→サイトの情報や内容において深い知識やスキルを持っているか
・Authoritativeness(権威性)→専門性のある者が提供している情報か(質の高い被リンク数などが影響しているとも言われています)
・Trustworthiness(信頼性)→内容が信頼できるコンテンツであるか
それぞれの頭文字を取って「E-E-A-T」と呼ばれています。

これらを総合的に判断して高品質だと評価されたコンテンツが上位に表示されています。

タイトルや見出しタグ、altタグなどを用いて正確に内容を伝える

タイトルやタグによって、文章の構造をクローラーに伝えることができます。

クローラーだけではなく、サイトに訪れたユーザーにもわかりやすく伝えることができます。

altタグは、画像の内容を文章で表し、文章として検索エンジンに伝えます。

コンテンツ内容に沿った画像が使われているかも大切なポイントです。

ページ速度の高速化・最適な文字サイズ

表示時間が3秒以上かかることで、離脱率は30%から50%と言われています。

表示速度で、ユーザーの行動が大きく変わります。

また、Googleも検索順位の評価要素に加えていると公言していますので対策は必須です。

文字サイズも同様で、ユーザーが見やすい文字サイズに設定することも評価対象となります。

様々なサイズのスマートフォンでも見やすい文字サイズかなど、調整を忘れないようにしましょう。

モバイルフレンドリーのサイト

モバイル専用のクルーラー(MFI: Mobile First Index)がモバイルサイトを巡回してモバイル端末でも利用しやすいという評価したサイトを上位に表示させています。

これは勘違いしやすいのですが、スマートフォンに対応しているかということではなく、スマートフォンで閲覧するユーザにとって見やすく使いやすいかという視点が重要になります。

SEO対策の効果・効果が出るまでの期間

SEO対策を施して効果が出るまでにかかる期間は平均して3ヶ月から6ヶ月程度、新設のWEBサイトでは1年といわれています。

膨大な数のWEBサイトをクローラーが巡回していると思うと、仕方のないことかもしれません …

SNS投稿やリスティング広告の運用などで比較的早く効果を実感できる方法もありますが、長期的に取り組むことを前提に計画的に取り組むことが大切です。

また、プロに相談してみることもおすすめいたします。

なぜなら、SEO対策には専門知識はもちろん、豊富なノウハウと経験も必要です。

「参考記事:SEOとは?/SEOタイムズ」

ホームページのSEO対策[基本編]

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