「ホームページをリニューアルしたい」「広告を出して集客したい」
このようなご相談を多くいただく中で、私たちが常にお伝えしているのが「まずは戦略を一緒に考えましょう」ということです。
中小企業にとって、Webへの投資は決して安くありません。
だからこそ、「誰に・何を・どう伝えるか」を定めた上で、それを実現する手段として制作や広告を位置づけることが求められます。
その出発点を支援するために生まれたのが、私たちの「戦略的ワークショップ」というサービスです。
目次
よくあるお悩み なぜWeb施策がうまくいかないのか?

私たちが伺うご相談では、多くの企業様が次のような課題を感じていらっしゃいます。
- Web制作会社に頼んだが「何を作るか」から決められず納得いかない納品物だった
- 制作や広告の成果が出ず、改善方法もわからないまま契約期間が終わった
- 社内にWeb担当者がいない、経営者が兼任しているため専門的知識がわからない
- 複数の施策を試してきたが、方向性が定まらず疲弊している
実はこれらの根本原因の多くは、「自社にとってのWebの役割」や「施策の優先順位」が曖昧なまま、表面的な打ち手に進んでしまったことにあります。
弊社でも多く見られる傾向として、SNSで見かけたノウハウやネットの情報を次々に試してみるものの、どれも成果に結びつかず、結局「何が正解なのか分からない」という状態に陥っている企業様が少なくありません。
「戦略的ワークショップ」とは?
『戦略的ワークショップ』は、Web活用に関する戦略や方向性を1ヶ月で一緒に構築する短期集中型のサービスです。
経営層やご担当者と並走しながら、以下のステップを丁寧に進めてまいります。
- 現状の整理
- 市場や競合の調査
- 優先すべき施策の明確化
- アクションプランの設計
全2回のミーティングと共有資料を通して、Web制作や広告の前段階で何をすべきかを明らかにするプログラムです。
1ヶ月の流れと提供内容
ご相談ベースでは終わらない、実行につながる戦略づくりを1ヶ月で。
ここでは、ワークショップの全体像と提供内容をご紹介します。
STEP 0:お申込み・事前準備
- ヒアリングシートへのご記入
- 競合や市場の簡易調査(当社で実施)
STEP 1:キックオフミーティング(1回目)
- 課題整理と目標の明確化
- 実現可能な方向性や進め方を検討
STEP 2:中間共有
- 調査結果や仮説のご共有
- 必要に応じて追加ヒアリング
STEP 3:最終ミーティング(2回目)
- 戦略の収束と優先順位設定
- 実行可能なアクションプラン提示
STEP 4:納品
- 提案書(PDF)
- アクションプランシート
- 課題整理メモや議事録など
業種別・こんな課題に効果的 御社の業種にもフィットします
戦略的ワークショップは、業種を問わずご活用いただけますが、特に以下のような業種では「この時間を取ってよかった」とお声をいただいています。
EC事業者(アパレル・雑貨・ジュエリーなど)
「スモールスタート」の方向性や収益モデルの設計からサポートします。
無理のない範囲で試せる始め方をご提案しながら、利益が出る構造や在庫の確保方法など、初期フェーズに必要な視点を整理していきます。
- 「楽天?自社EC?SNS?」どこに注力すべきか迷っている
- 出品数や広告を増やしても、思うように売れない
- 越境ECを始めたいが、準備や優先順位がわからない 4
BtoB業(製造・建設・コンサル・卸など)
商材理解・ターゲットの深掘り・競合比較に強い戦略設計で支援します。
サービス内容や強みが伝わりにくいBtoB業だからこそ、選ばれる理由を言語化し、成果につながる導線や見せ方を一緒に構築していきます。
- ホームページはあるが「信頼感はあるが集客できない」状態
- 問い合わせが来ても商談につながらない
- Webからリードを獲得したいが、そもそも戦略がない
店舗型ビジネス(美容室・整骨院・飲食・ジムなど)
エリア性・競合状況に合わせた施策の組み立てが可能です。
予約や来店につながる導線設計から、リピート促進・口コミ対策まで、地域に根ざした集客戦略を一緒に設計していきます。
- インスタやGoogleマップを使っているが手応えがない
- LPや予約導線がバラバラで、迷ってしまうお客様が多い
- 地元のお客様にもっと知ってもらいたいが、発信が苦手
スクール・教育・士業などの専門サービス
専門性を活かした「信頼性重視」の設計で、CVにつながる導線を考えます。
特に士業や教育サービスなど、信頼と納得が鍵になる業種においては、コンテンツの見せ方や説得力のある導線づくりを丁寧にご支援します。
- お問い合わせはあるが「来校や面談」につながらない
- 専門知識はあるが、伝え方が分からない
- 高単価商品(講座・コンサル)に抵抗を感じさせずに届けたい
事例紹介:ジュエリー事業を展開するB社様のケース
ジュエリーの卸販売を主な事業とするB社様は、コロナ禍の影響で展示会が中止になったことをきっかけに、業界向けのオンラインプラットフォームを立ち上げました。
会員数も増え、記事やコンテンツも充実してきたものの、思ったほど売買が動かず、展示会やリアルな市場が再び活発になったことで、次の展開をどうするかお悩みの状態でした。
「今のサイトをどう活かすべきか」「どこに力を入れるべきか」を整理したいとのご要望でした。
そこで『戦略的ワークショップ』を導入。
1回目のミーティングで現状と課題を洗い出し、2週間の間に競合調査や簡易収益シミュレーションを当社で実施。
2回目のミーティングでは、「スモールスタートによる出品戦略」「社内リソースで対応可能な運用設計」「会員制マーケットの活用方法」などを整理した提案書をご提示しました。
結果的に、B社様は越境ECのテスト販売を開始し、同時に今後の人員体制やサービス展開のシナリオ設計にも踏み込むことができました。
このような企業様にご活用いただいています
- 「まずは相談したいが、無料相談では不安」
- 自社で何から始めるべきかを明確にしたい
- Web制作や広告出稿を依頼する前に方向性を決めておきたい
- 外注に丸投げするのではなく、社内で理解を深めながら進めたい
私たちのワークショップは、ただアドバイスをするだけではなく、一緒に考えながら、最適な道を見つけていくプロセスです。
多くの企業様が「まず何から取り組むべきかがわからない」「第三者の視点で整理してほしい」と感じていらっしゃいます。
一緒に考えるプロセスに価値を感じていただける企業様は、ぜひこの機会をご活用ください。
戦略こそ、すべての施策の起点になる

Web活用の失敗は、制作や広告のテクニック不足ではなく、実は戦略がないまま始めてしまうことが、失敗の大きな要因になっています。
戦略的ワークショップは、御社の事業にとってのWebの役割を再定義し、限られた予算やリソースの中で最大限の成果を目指すための設計図を描く時間です。
一度じっくりと立ち止まり、伴走者とともに考えることで、次の一歩が確実になります。
私たちがこれまでご一緒してきた企業様の中には、「あの時、もう少し全体を整理してから動けばよかった」と振り返る方が少なくありません。
先に進める中で、後から「何のための施策だったのか」が見えなくなってしまうケースもよくあります。
私たちのワークショップは、そういった行き詰まりを防ぐための「立ち止まる時間」として位置づけています。
単にアドバイスを受けるのではなく、一緒に考え、整理しながら判断に自信が持てる次の一歩を見つけるための時間です
また、このワークショップ終了後に弊社へ制作や広告出稿を依頼しなくてはいけないということは一切ございません。
「Web活用について誰かに相談したいけれど、ちゃんと方向性も決めたい」そのような方にとって、相談と戦略設計の両方を一度に行えるスポット型のプランとしてご検討いただければと思います。
中小企業のWeb活用を成功に導く、戦略設計ワークショップのご案内
このワークショップは、1ヶ月・全2回のミーティング+事前調査+提案書込みで、10万円(税抜)のスポット型プランとしてご提供しています。
制作や広告出稿のご契約を前提としたサービスではなく、戦略立案だけを目的とした単発のご相談でのご利用が可能です。
「Web活用について誰かに相談したいけれど、ちゃんと方向性も決めたい」
そのような方にとって、方向性を明確にした上で実行に移すための頼れる選択肢として、ぜひご活用ください。
初回のご相談は無料で承っております。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。